映画「ジュラシック・パーク」は…


今夜TVでやってましたね、また見ました。
ああ〜、怖かったよ。
でも何度見ても面白いねえ!うん。
劇場公開で見てビデオ持っててTVでも何回目だろ?
ユニバでも最高に燃えましたね。
アトラクションではなくて、あの「ゲート」で(笑)

怖い恐竜が出てくるシーンも、まずは本体を見せない演出。
雨が降っている。薄暗い。
これだけで充分なお膳立てだ。
車の中に置いてあるカップの水がわずかに揺れる。
何か大きなモノが近づいてくる振動だ。
そこで人は「おや?」と得体の知れない恐怖を感じ始める。
この、まだ現れていない物への恐怖が実に効果的に演じられる。
登場人物も見ている観客にもだ。
その後、エサの山羊の足が降ってくる。食いちぎられて。
そして見上げると大きな顔…
こういう演出が、スピルバーグは実に上手い。
あの「ジョーズ」もそうだったし。
でもこの映画はただの怖い恐竜映画では無い。
恐竜なんて生き物、もう既に自然淘汰されたんだもの、
いくら人間がその英知を駆使して復元したって無理がある。
そして食われる。当たり前だ。
そんな人間の愚かさを描く。

なんと言っても美しいのは、最後のシーンで海の上を飛ぶ鳥たち。
ただ当たり前に生まれて当たり前に死んでいく、その美しさ!
「生きているもの」への、大きな命の讃歌が謳われるのだ。
そこに流れる最高に泣かせるあのテーマ曲。
静かにピアノで聞かせて、その後ろに静かに弦がかぶり、
音の層を少しずつ増やしていく
ニクいアレンジ!(泣)
何度も弾いて、何人にも弾かせた名曲中の名曲である。
城に弾かせてごらんなさい。
きっと映画のこのシーンがカブって泣きたくなるでしょう(笑)


「Diary」より